2009年 01月 14日
アミ族の皿祭り(4)
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昼時になりましたので、レストランに連れて行かれます。
ただのレストランではありません。大理石加工工場併設のレストランです。
まぁ、食事の後どうなるか、先は読めるわな(笑)
もちろん食事は、大変美味しゅうございましたよ。
花蓮の田舎料理らしかったのですが、我々にとってはいわゆる中華料理ですね。
それが7〜8品出たでしょうか、
もうお腹いっぱい、大満足であります。
さて、食事が終わると、早速工場専属のガイドさんがやってまいります。
(予想通りの展開ですな)
で、この新顔のガイドさんがまた、雰囲気のある方なのですが、
いきなり工場の隣にある小学校を指差して、
「あれは日本人が建てました。ありがとう」
あるいは加工機械の前に立って、
「これは日本から来ました。ありがとう」
とまぁ、日本を持ち上げること持ち上げること、もうべた褒めです。
しかも、このヨイショ攻勢
裏に商売っ気があるのかと言えば、それは少しはあるのでしょうが、
じつは台湾の方は一般にかなり親日的で、あながち口だけとも言えないのです。
そんなわけで、ちょっと、いや大いに気恥ずかしくなってしまいました。
ごめん、僕らは日本人のうちでも、だいぶしょうもない部類なのだよ。
だからそんなにほめないでおくれ・・・。
心の中で頭を下げた私なのでありました。
もっとも、それからの工場見学じたいは、軽く終了いたしまして、
案の定、出口は売店につながっておりましたが・・・・・・・・・。
さて、工場の売店には、大理石やキャッツアイと呼ばれる宝石、その他諸々が販売されておりましたが、値段的にちょっと我々には手が出ません。
しかも少しでも関心を示すと、お客より大勢いる売り子さんが、ぴったりとついてくるので、まったく気が抜けないわけです。
何かこの雰囲気には覚えがある気がして、よくよく考えてみると、
昨年の夏に伊勢に行った時に、やはりツアーで訪れた真珠の博物館が、同じオーラを出していたのを思い出しました。
宝石系の販売はマンマークが基本のようですね。ははは・・・。
結局のところ、別のツアーで来ていた団体には、買う気満々の方もいたようですけど、われわれの一行は何も買わずに工場を後にしました。
それでというわけではないでしょうが、ガイド氏は急遽、ぐっとリーズナブルな
アミ族名物「餅菓子」の店に寄る決断を下したのです。
着くなり、「ここは試食できるよ。美味しいよ」
というわけで、次から次へと、餅菓子の封を切るガイド氏。
何か少しやけになっているんじゃないでしょうか。
あっちょっと、そんなに先走るなって・・・。
でも実際美味しかったんで、二袋ばかり菓子を購入いたしました。
これでガイド氏への義理は果たしたかなと、ちょっとほっとした私たちであります。
うん。よかった。よかった。
そして私達は最終目的地
アミ族文化村へと向かうのです。
(つづく)
ただのレストランではありません。大理石加工工場併設のレストランです。
まぁ、食事の後どうなるか、先は読めるわな(笑)
もちろん食事は、大変美味しゅうございましたよ。
花蓮の田舎料理らしかったのですが、我々にとってはいわゆる中華料理ですね。
それが7〜8品出たでしょうか、
もうお腹いっぱい、大満足であります。
さて、食事が終わると、早速工場専属のガイドさんがやってまいります。
(予想通りの展開ですな)
で、この新顔のガイドさんがまた、雰囲気のある方なのですが、
いきなり工場の隣にある小学校を指差して、
「あれは日本人が建てました。ありがとう」
あるいは加工機械の前に立って、
「これは日本から来ました。ありがとう」
とまぁ、日本を持ち上げること持ち上げること、もうべた褒めです。
しかも、このヨイショ攻勢
裏に商売っ気があるのかと言えば、それは少しはあるのでしょうが、
じつは台湾の方は一般にかなり親日的で、あながち口だけとも言えないのです。
そんなわけで、ちょっと、いや大いに気恥ずかしくなってしまいました。
ごめん、僕らは日本人のうちでも、だいぶしょうもない部類なのだよ。
だからそんなにほめないでおくれ・・・。
心の中で頭を下げた私なのでありました。
もっとも、それからの工場見学じたいは、軽く終了いたしまして、
案の定、出口は売店につながっておりましたが・・・・・・・・・。
さて、工場の売店には、大理石やキャッツアイと呼ばれる宝石、その他諸々が販売されておりましたが、値段的にちょっと我々には手が出ません。
しかも少しでも関心を示すと、お客より大勢いる売り子さんが、ぴったりとついてくるので、まったく気が抜けないわけです。
何かこの雰囲気には覚えがある気がして、よくよく考えてみると、
昨年の夏に伊勢に行った時に、やはりツアーで訪れた真珠の博物館が、同じオーラを出していたのを思い出しました。
宝石系の販売はマンマークが基本のようですね。ははは・・・。
結局のところ、別のツアーで来ていた団体には、買う気満々の方もいたようですけど、われわれの一行は何も買わずに工場を後にしました。
それでというわけではないでしょうが、ガイド氏は急遽、ぐっとリーズナブルな
アミ族名物「餅菓子」の店に寄る決断を下したのです。
着くなり、「ここは試食できるよ。美味しいよ」
というわけで、次から次へと、餅菓子の封を切るガイド氏。
何か少しやけになっているんじゃないでしょうか。
あっちょっと、そんなに先走るなって・・・。
でも実際美味しかったんで、二袋ばかり菓子を購入いたしました。
これでガイド氏への義理は果たしたかなと、ちょっとほっとした私たちであります。
うん。よかった。よかった。
そして私達は最終目的地
アミ族文化村へと向かうのです。
(つづく)
by ta-gu-chi
| 2009-01-14 22:02
| つれづれ
|
Comments(4)
Commented
by
kanmyougama at 2009-01-15 10:01
おなじコースでいよいよアミの文化村ですか。
アミの舞踊とうたを堪能してください。
アミの舞踊とうたを堪能してください。
0
Commented
by
タグチ
at 2009-01-15 11:56
x
そうですか、みんな同じコースをたどるのですね
ということは上名窯さまも・・・・(笑)
ということは上名窯さまも・・・・(笑)
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by
矢嶋信子
at 2009-01-16 02:32
x
台湾原住民(本省人:アミ族、ヤミ族、高砂族など)の親日っぷりは有名ですね。蒋介石が中国本土から侵略する以前の「日本の植民地時代の方が良かった」という思いは、お年寄りには多いみたいですし。
私は「大正時代の台湾」の写真集を観たことがあるのですが、台湾でもいま平地の方に住んでいる「外省人(つまり中国人)」の姿とは全然違う文化が読み取れて、「あー、植民地化って、民族紛争って、戦争による民族移動の軋轢って、こういうものか」と感じました。今では本来の台湾人は総人口の1割くらいだそうですが、「日本が好き」と思ってくれる人たちがいて、よかったです。田口先生の旅の続き、楽しみです。
私は「大正時代の台湾」の写真集を観たことがあるのですが、台湾でもいま平地の方に住んでいる「外省人(つまり中国人)」の姿とは全然違う文化が読み取れて、「あー、植民地化って、民族紛争って、戦争による民族移動の軋轢って、こういうものか」と感じました。今では本来の台湾人は総人口の1割くらいだそうですが、「日本が好き」と思ってくれる人たちがいて、よかったです。田口先生の旅の続き、楽しみです。
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by
ta-gu-chi at 2009-01-16 19:28