2007年 10月 31日
医者に行く
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昔、はしごから落ちたことがあって(詳細は聞くな)
そのとき肘を打った。
痛かったことは痛かったのだが、他にもっと痛い場所があったので、放っておいた。
それから2年
肘はなんか違和感を残しつつ、時々思い出したようにうずきながらも、別段日常生活に支障はなかったのであるが・・・。
最近ふと気づくと肘が腫れている。
明らかにもう片方の肘に比べて、かたちが変である。
触ってみると何やら柔らかく、痛みは無い。
気持ち悪いので、医者に行くことにした。
診察時間前に着いたというのに、整形外科というのは朝から結構繁盛しているようだ。
小一時間待って診察室へ・・。
大まかな状況を話すと、
「多分2年前のことは関係ないと思いますが、一応レントゲンを撮りましょう」
とのこと。
レントゲンを撮ると、ほどなくまた呼ばれて
「骨に異常はありませんねぇ。たぶん◯◯◯◯◯でしょう」
「滑膜性嚢包炎」と聞こえたのだけれど、検索しても出てこないから多分違うのだろう
似たような名前で「滑液包炎」というのがあって、医者から聞いた話はどうもこれに近い。
要するに関節の潤滑油的な働きをする滑液というのが異常分泌して、たまっているというのですな。
「抜いてみましょう、黄色い液が出てきたら間違いないですから」
「はい、お願いいたします」
「ちょっと痛いですよ」
「えっ痛いんですか」
「はははは」
「へへへへ」
嫌な沈黙があったが、つまりは注射程度の痛みであった。
「おや、これは血ですねぇ。」
出てきた液体は、見るからに血の色をしており、どうやら滑液ではない様子。
「そうすると、別の病名をご説明しないとなりませんねぇ」
「はぁ」
「◯◯◯◯◯という病気があります」
こっちが滑膜性嚢包炎だったかもしれない、いずれにせよ検索しても出てこない
「滑膜に◯◯◯が沈着して」
ヘモグロビンと聞こえたが、いくらなんでもヘモグロビンなはずは無いので、聞き間違えだろう。
「その影響で、血がたまる病気で、原因不明で、まぁ奇病の類です」
「奇病ですか」
「はい、珍しいですね」
「珍しいのですか」
「命に関わるようなものではありません。このまま血がたまるようなら手術ということになりますけど、そんな大げさなことにはなりませんから。」
・・・・・・充分大げさなのだが
「とにかく今日血を抜きましたから様子を見て下さい、またたまってくるようでしたら、紹介状を書きますよ」
どうやらこれは病気であって、整形外科の範疇外らしい。
うーん
私はどう考えても2年前に剥離骨折でもしていて、そいつが悪さをしてるもんだと思っていたのだが、(今でもなんか腑に落ちない)
でもまぁレントゲンも撮ったしなぁ・・・。
誰かに聞いてみようにも、特に身内に医者もなし、(妹は看護士の資格を持っているけど現場にいないしなぁ)
時々ここをのぞいて下さるお医者様にでも相談してみようか?(あっ、でも小児科医だ)
はたしてわたしは奇病に冒されたのか?
しかし、いい気なもので、大して辛い症状も無いものだから、なんだかわくわくしている自分がいるんだなぁ。
ばちあたり。
そのとき肘を打った。
痛かったことは痛かったのだが、他にもっと痛い場所があったので、放っておいた。
それから2年
肘はなんか違和感を残しつつ、時々思い出したようにうずきながらも、別段日常生活に支障はなかったのであるが・・・。
最近ふと気づくと肘が腫れている。
明らかにもう片方の肘に比べて、かたちが変である。
触ってみると何やら柔らかく、痛みは無い。
気持ち悪いので、医者に行くことにした。
診察時間前に着いたというのに、整形外科というのは朝から結構繁盛しているようだ。
小一時間待って診察室へ・・。
大まかな状況を話すと、
「多分2年前のことは関係ないと思いますが、一応レントゲンを撮りましょう」
とのこと。
レントゲンを撮ると、ほどなくまた呼ばれて
「骨に異常はありませんねぇ。たぶん◯◯◯◯◯でしょう」
「滑膜性嚢包炎」と聞こえたのだけれど、検索しても出てこないから多分違うのだろう
似たような名前で「滑液包炎」というのがあって、医者から聞いた話はどうもこれに近い。
要するに関節の潤滑油的な働きをする滑液というのが異常分泌して、たまっているというのですな。
「抜いてみましょう、黄色い液が出てきたら間違いないですから」
「はい、お願いいたします」
「ちょっと痛いですよ」
「えっ痛いんですか」
「はははは」
「へへへへ」
嫌な沈黙があったが、つまりは注射程度の痛みであった。
「おや、これは血ですねぇ。」
出てきた液体は、見るからに血の色をしており、どうやら滑液ではない様子。
「そうすると、別の病名をご説明しないとなりませんねぇ」
「はぁ」
「◯◯◯◯◯という病気があります」
こっちが滑膜性嚢包炎だったかもしれない、いずれにせよ検索しても出てこない
「滑膜に◯◯◯が沈着して」
ヘモグロビンと聞こえたが、いくらなんでもヘモグロビンなはずは無いので、聞き間違えだろう。
「その影響で、血がたまる病気で、原因不明で、まぁ奇病の類です」
「奇病ですか」
「はい、珍しいですね」
「珍しいのですか」
「命に関わるようなものではありません。このまま血がたまるようなら手術ということになりますけど、そんな大げさなことにはなりませんから。」
・・・・・・充分大げさなのだが
「とにかく今日血を抜きましたから様子を見て下さい、またたまってくるようでしたら、紹介状を書きますよ」
どうやらこれは病気であって、整形外科の範疇外らしい。
うーん
私はどう考えても2年前に剥離骨折でもしていて、そいつが悪さをしてるもんだと思っていたのだが、(今でもなんか腑に落ちない)
でもまぁレントゲンも撮ったしなぁ・・・。
誰かに聞いてみようにも、特に身内に医者もなし、(妹は看護士の資格を持っているけど現場にいないしなぁ)
時々ここをのぞいて下さるお医者様にでも相談してみようか?(あっ、でも小児科医だ)
はたしてわたしは奇病に冒されたのか?
しかし、いい気なもので、大して辛い症状も無いものだから、なんだかわくわくしている自分がいるんだなぁ。
ばちあたり。
by ta-gu-chi
| 2007-10-31 14:58
| つれづれ
|
Comments(8)
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tabikiti at 2007-10-31 17:52
ご自愛ください
大変でしたね。
2年ほど前私も、原因不明の背筋痛なりました
車も運転できず、近くの国立病院 レントゲン、心電図
はたまたMRAで輪切りにされて、それでも医者は原因も
分からない治療もできない
結局接骨院で一度だけの治療で治りました。
何だったのか今もって不明
45~6年使うと少しはガタもきてますかね~
気持ちは20代なのですがー
50の声をきくと 歯に来るそうですよ
はっはっはっはっはー
笑い飛ばしちゃいましょう。
大変でしたね。
2年ほど前私も、原因不明の背筋痛なりました
車も運転できず、近くの国立病院 レントゲン、心電図
はたまたMRAで輪切りにされて、それでも医者は原因も
分からない治療もできない
結局接骨院で一度だけの治療で治りました。
何だったのか今もって不明
45~6年使うと少しはガタもきてますかね~
気持ちは20代なのですがー
50の声をきくと 歯に来るそうですよ
はっはっはっはっはー
笑い飛ばしちゃいましょう。
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タグチ
at 2007-10-31 19:37
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zuk044 at 2007-10-31 20:10
あと1週間で病気自慢大会が銀座にて開催されますね!病博。
わたしなんかもう銀歯詰め直したし耳下腺炎だって自慢済み。
わたしなんかもう銀歯詰め直したし耳下腺炎だって自慢済み。
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タグチ
at 2007-10-31 21:28
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病博ですかぁ
とりあえずメタボリック
とりあえずメタボリック
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tukasa-rea at 2007-11-06 15:06
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しみっち
at 2007-11-06 20:46
x
こんばんわ。小児科医です。
“ご指名”というか、プレッシャーというか…
ともかく整形外科部長に聞いてきましたよ。
(こういう時は勤務医は便利です)
よくある滑液包炎でいいと思いますよ、ときどき出血することもあるんですわ、だそうです。
特別に滑液包の壁の毛細血管が脆弱なせいで出血する病気もあるそうですが、「たぶんそんなヤヤコシイものではない」と。小児科的には血友病とかですかね。
で滑液包炎、慢性的・物理的な刺激が引き金でもおこるのだそうです。「畳職人とかね」ですって。
以上報告おわり。
お大事になさってください。グループ展も成功をお祈りいたします。
“ご指名”というか、プレッシャーというか…
ともかく整形外科部長に聞いてきましたよ。
(こういう時は勤務医は便利です)
よくある滑液包炎でいいと思いますよ、ときどき出血することもあるんですわ、だそうです。
特別に滑液包の壁の毛細血管が脆弱なせいで出血する病気もあるそうですが、「たぶんそんなヤヤコシイものではない」と。小児科的には血友病とかですかね。
で滑液包炎、慢性的・物理的な刺激が引き金でもおこるのだそうです。「畳職人とかね」ですって。
以上報告おわり。
お大事になさってください。グループ展も成功をお祈りいたします。
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タグチ
at 2007-11-06 22:50
x
>佐藤様
ご心配いただきありがとうございます。あまり医者にかからないので、ちょっと舞い上がってます。
>しみっち先生
わー。ただで診断してもらっちゃった。
すみません、整形外科部長さんにまで・・・。
「畳職人ですか?」当地の医者でも開口一番聞かれました。あんまり肘を使って作業はしてないんですけどねぇ・・・。
肘の方は血を抜いたその日の夕方には、また心持ちふくれてきまして、
そのうち元の状態に戻りそうな勢いなので、まぁ一息ついたらまた病院に行こうかと思います。紹介状を書いてもらって、しっかりしたところで見てもらえばいいかなと。
それにしても、奇病じゃないとして、原因が不明ですねぇ、ほんと肘使わないし・・・・。
いずれにせよ、お手を煩わせまして申し訳ない。本当にありがとうございました。
ご心配いただきありがとうございます。あまり医者にかからないので、ちょっと舞い上がってます。
>しみっち先生
わー。ただで診断してもらっちゃった。
すみません、整形外科部長さんにまで・・・。
「畳職人ですか?」当地の医者でも開口一番聞かれました。あんまり肘を使って作業はしてないんですけどねぇ・・・。
肘の方は血を抜いたその日の夕方には、また心持ちふくれてきまして、
そのうち元の状態に戻りそうな勢いなので、まぁ一息ついたらまた病院に行こうかと思います。紹介状を書いてもらって、しっかりしたところで見てもらえばいいかなと。
それにしても、奇病じゃないとして、原因が不明ですねぇ、ほんと肘使わないし・・・・。
いずれにせよ、お手を煩わせまして申し訳ない。本当にありがとうございました。
私も10月10日の昼過ぎに左ひじに違和感を覚えて見てみると、明らかに右ひじと違う、ピンポンだま程度のぶよぶよしたふくらみが、すぐにメットで調べたら滑液包炎が状態が似ているが、痛みや熱は無し、赤くも成っていない。その為に12(火曜日)に整形外科で抜いてもらったら滑液では無く血が大量にでました。診察では大丈夫と思うが又、溜まるようならきてください、との事でしたが3時間後全く同じ状態に、
何も病名を言われなかったので心配です。珍病とか書かれていますが私もそうなのかも知れません。病名が解りましたら又、アップして下さい。お願い致します。病名を聞き辛いので?珍病と言うことなのでその先生はご存知ではないのだと勝手に思っています。
何も病名を言われなかったので心配です。珍病とか書かれていますが私もそうなのかも知れません。病名が解りましたら又、アップして下さい。お願い致します。病名を聞き辛いので?珍病と言うことなのでその先生はご存知ではないのだと勝手に思っています。