2010年 03月 11日
金物屋と私信
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いきなりですが、このボケた画像は、「洋灯吊り」という金物です。正式名称は知らなくとも見た事はありますね。
ちなみに先がフックになっていない、ただの閉じた円形の金具は「ヒートン」といいます。どうでもいいですが。
で、問題は何かというと、
これは比較的サイズの小さい「洋灯吊り」なのですが、
この大きさのものが、世間でなかなか売っていないのですよ。
いや、正確に言うと、「ド◯ト」とかへ行くと売っているのですが、一袋に8個とかいう単位なのですね。
今回私は、この金具を140個必要としている訳で、そうすると店中の品物をかき集めても5袋くらいしかなかったりして、どうにも困るのです。
別に「ドイ◯」の与野店と戸田店と東大宮店をはしごしてもいいのですけど、やはり面倒臭いし、なにより割高であります。
ではどうすればいいかと考えた末、
こういうものは、意外と昔からの金物屋に、ほこりをかぶっているに違いないと、思い至りました。
実は「昔ながらの金物屋」じたい、今はなかなか無いのでありますが、
頭のなかのご近所地図をフル検索した結果、ご近所とはいえないまでも、家から駅で三ついったところ、20年前に通った母校のそばに、そんなお店のあった事を思い出したのでした。
我ながら、自分の記憶力にびっくりであります。
これで何で英単語はちっとも覚えられなかったのか、大いに謎であります。
それはさておき、店の存在自体、怪しかったのですが、ちゃんとあったのですねぇ、金物屋。
そして思惑通り、本当にほこりをかぶってました。(箱のデザインがもう昭和だものね)
店の親父さんが、なかなか味のある方で、
「今度仕入れる時はいくらかわかんないけど、とりあえず820円。800円でいいよ」
と、まけてくれました。
なんでもこの金具一個から売ってくれるんだとか
「箱だと安いよっていうんだけど、わかってくれないお客さんがいてねぇ」
なんて事もおっしゃってました。
さてそうして、金具を手に入れて作ったものがこちら
えっ?これは何かって?
これは5月のグループ展のイベントで使う小道具です。
まだ作りかけなんですがね。
どういうふうに使われるかは、お楽しみという事で、どうしても気になる人は、会場に見にきて下さい。
と、体のいい宣伝であります。
ここから私信
Mamaruさん、数日中にこれを70個、送りますから、あとよろしくです。
きわめてアバウトな作りですが、まぁ色塗ればそれなりに見えると思います。
ってここを見てるかなぁ
いいや見てなくても、どっちにしろ送りつけちゃうから
by ta-gu-chi
| 2010-03-11 20:55
| つれづれ
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Comments(4)
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スズキ@羊毛倉庫
at 2010-03-13 17:39
x
すげえです!
ついでに私の作品も作ってもらいたいぐらいです。
まだ1個しかできてないので。
ついでに私の作品も作ってもらいたいぐらいです。
まだ1個しかできてないので。
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ta-gu-chi at 2010-03-13 22:01
おお。ほぼぴったりしか材料を用意しなかったんで、上手く出来なくてヤバ目なのが混じってますが、72個あります。たぶん。
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takemaru-01 at 2010-03-16 07:59
手が疲れたでしょう。
おつかれさま~
おつかれさま~
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ta-gu-chi at 2010-03-16 23:00
お察しの通り、疲れました。
俺不器用だから細かい事苦手なんだよね、本当に。
俺不器用だから細かい事苦手なんだよね、本当に。