2009年 03月 01日
造形教室便り(第54報)
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今日の課題はすごいんですよ。
何しろ構想1年、試作に3ヶ月かけてますからね。
正直上手く出来た時には、私、ひとり感動にうちふるえたものであります。
さーて何が出来るかな。
それでは今日の準備。
いやぁいろいろありますね。
でも、いちばん大切なのは真ん中に写っているビニールに入った品物です。
何かというとこれですね。
旅行などに行くとき化粧品を小分けするボトル、50ml容器、2つで100円であります。
別に外蓋の頭が平らなら、クスリ瓶でも、何でもいいのですが、安く、大量に手に入ったのがこれだけだったのですよ。(それでも手に入れる為に100円ショップを20軒近くまわったわたしは、とても偉いと思います)
で、とりあえず中ブタは使わないので、はずしておきます。
外ブタの方は、はずしたら真ん中にドリルで穴を空けます。
ちょうどふたの中心にくぼみがあったので、らくちんでした。
穴の大きさは12ミリ、それを12ミリの棒に刺して作業します。
まず即乾型の接着剤でフタ同士をとめて、
続いて継ぎ目に、お風呂の水漏れ補修用のバスコークを塗り、
ビニールテープでぐるぐる巻きにします。
ところでこのフタ、ポリプロピレンで出来ているのですが、
このホリプロピレンだのポリエチレンだののいわゆる軟質のプラスチックを、強力に貼り付ける即乾接着剤は、この世にありません!
本当にないんですよ、この科学の進んだ時代に・・・・。
ですからテープで巻かないと、すぐとれてしまうので要注意なのです。
続いて鍋にお湯を沸かしまして、
ぶち込んでいるのは砂糖です。
これを溶けるだけ溶かします。
いわゆる飽和水溶液って奴ですね。
今は飽和液という名前は教えないそうですが、概念は小学5年で習うんだとか。
今回は二つの鍋で1kgも溶かして、砂糖が無くなったので終了。でもまだいけそうでしたね。
みんなでなめてみたところ(お約束ですね)、恐ろしく甘かったです。
続いてインクや絵の具で色を付けましょう。
青がインク、オレンジが絵の具。
どっちかといえばインクの方がきれいで簡単に出来ます。
さて、完成は近いですよ。
ボトルの一方にサラダオイルを注ぎ込みます。
ぎりぎりいっぱいこぼさぬように・・・
もう一方のボトルには今作った砂糖水を、やはりぎりぎりいっぱい詰めます。
で、これを先ほどのフタを中心に、上下で合わせるわけですが・・・
出来上がったのは油と水を使った「水時計」
なかなか画像を撮るのが難しいのですが、右上の写真のように、ポトッポトッとゆっくり色水が落ちてきます。
これがもう、むちゃくちゃ癒されますぞ。
確か小学生の時にサンスター歯磨きの販促プレゼントに、この原理の水時計がついていて、
それを再現しようとしたんですけれどね・・・。
ところで肝心の、上下のボトルを合わせるところは、指導に忙しくて、画像を撮っている暇がありませんでした。
簡単に一滴もこぼさずにフタを閉められるのですが、
どうやるか分かりますか?
何しろ構想1年、試作に3ヶ月かけてますからね。
正直上手く出来た時には、私、ひとり感動にうちふるえたものであります。
さーて何が出来るかな。
それでは今日の準備。
いやぁいろいろありますね。
でも、いちばん大切なのは真ん中に写っているビニールに入った品物です。
何かというとこれですね。
旅行などに行くとき化粧品を小分けするボトル、50ml容器、2つで100円であります。
別に外蓋の頭が平らなら、クスリ瓶でも、何でもいいのですが、安く、大量に手に入ったのがこれだけだったのですよ。(それでも手に入れる為に100円ショップを20軒近くまわったわたしは、とても偉いと思います)
で、とりあえず中ブタは使わないので、はずしておきます。
外ブタの方は、はずしたら真ん中にドリルで穴を空けます。
ちょうどふたの中心にくぼみがあったので、らくちんでした。
穴の大きさは12ミリ、それを12ミリの棒に刺して作業します。
まず即乾型の接着剤でフタ同士をとめて、
続いて継ぎ目に、お風呂の水漏れ補修用のバスコークを塗り、
ビニールテープでぐるぐる巻きにします。
ところでこのフタ、ポリプロピレンで出来ているのですが、
このホリプロピレンだのポリエチレンだののいわゆる軟質のプラスチックを、強力に貼り付ける即乾接着剤は、この世にありません!
本当にないんですよ、この科学の進んだ時代に・・・・。
ですからテープで巻かないと、すぐとれてしまうので要注意なのです。
続いて鍋にお湯を沸かしまして、
ぶち込んでいるのは砂糖です。
これを溶けるだけ溶かします。
いわゆる飽和水溶液って奴ですね。
今は飽和液という名前は教えないそうですが、概念は小学5年で習うんだとか。
今回は二つの鍋で1kgも溶かして、砂糖が無くなったので終了。でもまだいけそうでしたね。
みんなでなめてみたところ(お約束ですね)、恐ろしく甘かったです。
続いてインクや絵の具で色を付けましょう。
青がインク、オレンジが絵の具。
どっちかといえばインクの方がきれいで簡単に出来ます。
さて、完成は近いですよ。
ボトルの一方にサラダオイルを注ぎ込みます。
ぎりぎりいっぱいこぼさぬように・・・
もう一方のボトルには今作った砂糖水を、やはりぎりぎりいっぱい詰めます。
で、これを先ほどのフタを中心に、上下で合わせるわけですが・・・
出来上がったのは油と水を使った「水時計」
なかなか画像を撮るのが難しいのですが、右上の写真のように、ポトッポトッとゆっくり色水が落ちてきます。
これがもう、むちゃくちゃ癒されますぞ。
確か小学生の時にサンスター歯磨きの販促プレゼントに、この原理の水時計がついていて、
それを再現しようとしたんですけれどね・・・。
ところで肝心の、上下のボトルを合わせるところは、指導に忙しくて、画像を撮っている暇がありませんでした。
簡単に一滴もこぼさずにフタを閉められるのですが、
どうやるか分かりますか?
by ta-gu-chi
| 2009-03-01 16:22
| こども教室だより
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Comments(5)
Commented
by
jptrad at 2009-03-02 11:40
簡単に一滴もこぼさず・・・ですか?
えーっ!どうすればっ?
えーっ!どうすればっ?
0
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by
ta-gu-chi at 2009-03-03 09:17
もう少し悩んでみて下さい。^^
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miepon61 at 2009-03-15 22:33
しばらく悩んだけど、全然思いつかなかった...
いつか答えを教えてくれるんですよね!(強調
いつか答えを教えてくれるんですよね!(強調
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by
ta-gu-chi at 2009-03-15 23:31
あっ、忘れてた・・・。
えっとですね。バケツに水を一杯にして、色水の方を、口を上にして沈めます。
比重が色水の方が重いので、混ざらないのですよ。
続いてサラダ油の方は口を下に、指でフタをする形で水にいれる。水の中でフタを閉めて完成。
理解したかな?^^
えっとですね。バケツに水を一杯にして、色水の方を、口を上にして沈めます。
比重が色水の方が重いので、混ざらないのですよ。
続いてサラダ油の方は口を下に、指でフタをする形で水にいれる。水の中でフタを閉めて完成。
理解したかな?^^
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miepon61 at 2009-03-16 07:16
理解できました。
比重を利用するんですね、なるほど!
比重を利用するんですね、なるほど!